家庭で本格エスプレッソを楽しむ至福の時間 〜Breville Barista Express BES870〜
※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ
今日、編集部が紹介したいのが「Breville Barista Express BES870」です。この家庭用エスプレッソマシンは、毎朝のコーヒータイムを本格的なカフェ体験へと変える一台です。
「Breville Barista Express BES870」は、豆の挽き立てから抽出までをオールインワンで実現する高性能エスプレッソマシンで、プロ顔負けのクオリティのコーヒーを自宅で簡単に楽しむことができる逸品です。
なぜBreville Barista Expressを選んだのか
カフェ通の私にとって、毎日のコーヒーは単なる習慣ではなく、大切な儀式のようなものです。長年、市販のコーヒーメーカーで満足していましたが、コロナ禍でお気に入りのカフェに行けなくなったことをきっかけに、「自宅でもカフェレベルのコーヒーを楽しみたい」という思いが募りました。
数ヶ月の調査を経て、最終的にBreville Barista Expressに決めたのは、「本格的な機能」と「初心者でも扱いやすい設計」のバランスが絶妙だったからです。エスプレッソ抽出の基本要素をすべて自分でコントロールできる楽しさと、完全手動機に比べて取り組みやすい操作性の両立に惹かれました。
価格も、完全プロ仕様の機械ほど高価ではなく、かといって安すぎて性能に不安を感じるものでもない、ちょうど良い投資だと判断しました。結果として、この選択は私の朝の時間を豊かにする最高の決断となりました。
Barista Expressの特徴と主な利点
Barista Expressを使用して最も感動したのは、その一体感と効率性です。
【豆から抽出までオールインワン】
内蔵の臼式グラインダーで豆を挽くところから、エスプレッソの抽出、さらにはミルクのスチーミングまで、一台で完結します。コーヒー豆を入れて数分後には、香り高いエスプレッソが楽しめるのです。
例えば、朝の忙しい時間でも、豆をセットしてから出来上がりまで約3分。これは別々の機器を使う場合と比べて半分ほどの時間です。忙しい平日の朝でも、慌てずに本格的なコーヒーを楽しめるようになりました。
【抜群の温度管理と圧力制御】
デジタル温度制御(PID)技術により、抽出温度を常に最適に保ちます。また、15バールのポンプ圧力と独自の低圧プレインフュージョン機能のおかげで、コーヒー粉に水分を均等に含ませてから本抽出するため、風味を最大限に引き出します。
私自身、以前使っていた安価なエスプレッソマシンでは味にムラがあり、時には酸味が強すぎたり、逆に平坦な味になったりしていました。Barista Expressでは、同じ豆を使っても抽出ごとの味の一貫性が格段に向上し、いつも安定した美味しさを実現できるようになりました。
【強力なスチームワンド】
360度回転するスチームワンドは、カフェのバリスタのようなきめ細かいミルクフォームを作り出せます。これによりカプチーノやラテのクオリティが一気に向上しました。
例えば、スチームワンドを使いこなすコツを覚えたことで、ラテアートにも挑戦できるようになりました。休日の朝、家族にハート模様のカフェラテを出すと、「まるでカフェで出てくるみたい!」と大喜びされ、小さな達成感を味わえます。
どんな人におすすめか
Breville Barista Expressは特に以下のような方に最適です:
- コーヒー愛好家:本格的なエスプレッソの味と香りを求める方
- スキルアップを楽しみたい人:バリスタとしての腕を磨きたい初心者〜中級者
- コスト意識の高い方:毎日カフェでコーヒーを買うよりも長期的に経済的
- 朝の時間を大切にしたい人:質の高いコーヒータイムで一日をスタートさせたい方
- ホームエンターテイメント好き:来客時に本格的なコーヒーでもてなしたい方
逆に、非常にシンプルな操作だけを求める方や、スペースが極端に限られている方には、もう少しコンパクトなモデルがおすすめかもしれません。
使い方と活用シーン
Barista Expressの魅力は、様々なシーンで活躍する汎用性の高さです。
【朝の活力チャージ】
平日の朝は、エスプレッソをダブルショットで抽出し、少量の温めたミルクを加えたフラットホワイトで一日をスタート。たった5分の投資で、市販のコーヒーとは比較にならない満足感が得られます。
特に、自分好みの豆と挽き目を探し当てた時の喜びは格別です。現在は、中深煎りのブラジル産コーヒーを、やや細めに設定したグラインダーで挽いて使うのがお気に入りです。
【週末のゆったりタイム】
土日の朝はもっとゆっくりと。様々な抽出レシピを試したり、ラテアートの練習をしたりする時間に。家族や友人が集まる時には、一人ひとりの好みに合わせたコーヒーを提供できる楽しさがあります。
この間の休日には、友人家族を招待して「ホームカフェ」を開催。子どもたちにはミルクたっぷりのバニララテ、大人には各自の好みに合わせたエスプレッソドリンクを提供したところ、「こんなに美味しいコーヒーが自宅で飲めるなんて」と驚かれました。
【季節ごとの楽しみ方】
夏には氷をたっぷり入れたアイスラテや、エスプレッソに冷たい炭酸水を加えたエスプレッソトニックなど、季節に合わせたアレンジも自在。冬には温かいモカやキャラメルラテで体を温めることもできます。
先日は、シナモンとメープルシロップを加えた「秋の風味ラテ」を作り、SNSにアップしたところ予想以上の反響がありました。市販のシロップに頼らない、自然な甘さと風味のドリンクを作れるのも自宅マシンの強みです。
他の類似商品と比較した強み
エスプレッソマシン市場は多様化していますが、Barista Expressには明確な強みがあります。
【カプセル式マシンとの比較】
ネスプレッソなどのカプセル式マシンは確かに手軽ですが、豆の鮮度や種類の選択肢、環境への影響を考えると、Barista Expressの方が長期的には満足度が高いと感じます。また、一杯あたりのコストも、初期投資は高いものの、使い続けるほどコスト効率が良くなります。
実際に計算してみると、私の場合、毎日2杯飲むペースで約1年半でカフェでの支出と同等になりました。それ以降は大きな節約になっているうえ、品質はカフェと同等かそれ以上です。
【完全手動エスプレッソマシンとの比較】
完全手動のレバー式マシンは、より職人的な操作性がありますが、初心者には扱いが難しく、安定した結果を得るまでに長い練習期間が必要です。Barista Expressは、半自動でありながらも手作業の要素を残し、バリスタ技術を段階的に学べる絶妙なバランスが魅力です。
友人のバリスタが試しに使ってみて「初心者でも失敗が少なく、かつ上達の余地も十分にある理想的なマシン」と評価してくれたことが、この機械の価値を端的に示していると思います。
改善してほしいところ、気になる点
1年以上使い込んで感じた、いくつかの改善点も正直にお伝えします:
【サイズと設置スペース】
幅33cm、高さ41cm、奥行き30cmと、キッチンカウンターのかなりのスペースを取ります。小さなキッチンでは場所の確保が難しいかもしれません。我が家では、専用のコーヒーコーナーを設けることで解決しましたが、スペースの限られた環境では検討が必要です。
【初期設定の難しさ】
理想的な抽出に必要なグラインドサイズや抽出時間の調整は、最初は少し試行錯誤が必要です。説明書だけでなく、YouTubeなどの動画も参考にしながら、約2週間かけて自分好みの設定を見つけました。この初期の調整期間を乗り越える忍耐が必要です。
【メンテナンスの手間】
毎日の簡単な清掃に加え、定期的な深掃除も必要です。特にグラインダー部分のメンテナンスは少し手間がかかります。しかし、これはどんな本格的なコーヒー機器にも共通する点で、長く使うための投資と考えています。
月に一度、約30分かけて各部分を分解・洗浄する作業が必要ですが、その分、マシンの寿命が延び、いつでも最高の一杯が楽しめると思えば、それほど苦ではありません。
まとめ
Breville Barista Expressは、「本格的なエスプレッソを自宅で楽しみたい」というコーヒー愛好家の願いを、見事に実現してくれる素晴らしいマシンです。朝の一杯から始まり、友人とのくつろぎのひととき、さらには自分のバリスタスキルを磨く趣味の時間まで、日常生活に豊かな彩りを加えてくれます。
初期投資は決して安くはありませんが、長期的に見れば経済的であり、何より、お金では買えない「自分だけの一杯を追求する喜び」を与えてくれます。コーヒーへの情熱がある方なら、きっと満足できる一台だと自信を持っておすすめします。
※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ
