【モノ好きの口コミ・評判】「Handpresso Wild Hybrid(コーヒーメーカー/エスプレッソマシン)」を実際に使ってみた正直感想

コーヒーメーカーのレビュー

手のひらサイズで本格エスプレッソ!アウトドアも日常も彩る「Handpresso Wild Hybrid」

※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ

今日、編集部が紹介したいのが「Handpresso Wild Hybrid」です。この携帯型エスプレッソマシンは、コーヒー愛好家の旅先や日常に本格的なエスプレッソの香りを届ける革命的なアイテムです。

「Handpresso Wild Hybrid」は、電源不要で手動のポンプ圧力によって16バールもの高圧を生み出し、本格的なエスプレッソを淹れることができる携帯エスプレッソマシンです。その名前の通り「Wild」つまり野生の環境でも使える設計で、アウトドアから自宅、オフィスまであらゆる場所でバリスタ品質のコーヒーが楽しめます。

なぜHandpresso Wild Hybridを購入したのか

私がこの商品を購入したきっかけは、キャンプやピクニックなどのアウトドア活動を頻繁に楽しむようになった時でした。大自然の中で過ごす時間は最高なのですが、いつも一つだけ物足りなさを感じていました。それは「美味しいコーヒー」の存在です。

市販のインスタントコーヒーや缶コーヒーでは満足できず、かといって本格的なエスプレッソマシンを持ち運ぶことは不可能。そんな悩みを抱えていた時に出会ったのがHandpresso Wild Hybridだったのです。

特に魅力的だったのは、電源を必要とせず、純粋に手の力だけで本格的なエスプレッソが淹れられるという点でした。登山の頂上で、湖畔のキャンプ場で、あるいは車の中で…どこでも自分好みの一杯を楽しめる可能性に心を奪われました。

優れた特徴と使い心地

Handpresso Wild Hybridの最大の特徴は、その「ハイブリッド」性能にあります。ESEポッド(コーヒーの粉が詰まった紙製のカプセル)と挽きたてのコーヒー粉、両方に対応している点です。この柔軟性は、状況や好みに応じて使い分けられる大きな利点となっています。

例えば、忙しい朝の出勤前や急な来客時には手軽なESEポッドを使用し、週末のリラックスタイムには好みの豆を挽いて使うといった具合です。私自身、キャンプのときはESEポッドを持参し、自宅では自分好みのコーヒー豆を挽いて使うというパターンが定着しています。

本体はとてもコンパクトで、約480gと軽量。手のひらに収まるサイズながら、16バールという本格的なエスプレッソマシン並みの圧力を生み出せるのには驚かされます。市販のエスプレッソマシンと同等の圧力で抽出されるため、クレマ(エスプレッソの表面にできる黄金色の泡)もしっかりと形成されるのです。

使い方もシンプルで、水を入れ、コーヒー粉またはESEポッドをセットし、ポンプで圧力を高めたら抽出ボタンを押すだけ。約30秒で50mlの本格エスプレッソが完成します。プロセス全体がとても直感的で、コーヒーを淹れる行為自体も楽しめるのが魅力です。

こんな人におすすめしたい

Handpresso Wild Hybridは、以下のような方に特におすすめです:

  • アウトドア愛好家:キャンプ、ハイキング、ピクニックなど屋外活動を楽しむ方
  • コーヒー通:どこにいても妥協せず本格的なエスプレッソを楽しみたい方
  • 旅行者:ホテルのインスタントコーヒーでは満足できない方
  • オフィスワーカー:職場のコーヒーに満足できず、自分だけの一杯を楽しみたい方
  • ギフト探しの方:コーヒー好きな方への個性的なプレゼントを探している方

特に、コーヒーへのこだわりとアウトドア活動を両立したい方にとっては、まさに理想的なアイテムと言えるでしょう。

使い方と活用シーン

私のHandpressoの活用シーンは実に多岐にわたります。最も頻繁に使うのはやはり週末のキャンプやハイキングの時。朝日が昇る山頂で淹れたエスプレッソの香りと味わいは、何物にも代えがたい贅沢な体験です。

例えば、先月行った富士山麓でのキャンプでは、テントから出てすぐに湯を沸かし、Handpressoでエスプレッソを淹れました。朝もやがかかる湖面を眺めながら飲む一杯は、まさに「プライスレス」の体験でした。同行した友人たちも「こんな場所でこんな美味しいコーヒーが飲めるなんて」と驚いていました。

また、長距離ドライブ中のサービスエリアでも重宝しています。車に常備しておいたHandpressoと保温ボトルの湯で、高速道路のパーキングでも本格エスプレッソが楽しめるのです。疲れた運転の合間に飲む一杯は、格別なリフレッシュになります。

さらに意外な活用法として、出張先のホテルでも使用しています。ビジネスホテルのインスタントコーヒーに満足できない時、持参したHandpressoが救世主となるのです。朝の会議前に一杯のエスプレッソで気分を整えられるのは大きな強みです。

他製品との比較

携帯エスプレッソマシン市場には、Wacaco社の「Minipresso」や「Nanopresso」、Aeropress社の「Aeropress Go」など、いくつかの競合製品が存在します。これらと比較したときのHandpresso Wild Hybridの強みは何でしょうか。

まず、圧力の高さが挙げられます。Handpressoは手動で16バールの圧力を生み出せますが、これは競合製品の多くが8〜10バール程度であることを考えると、かなりの優位性です。この圧力の差は、抽出されるエスプレッソの質に直接反映されます。

次に、先述のハイブリッド性能です。ESEポッドとコーヒー粉の両方に対応しているモデルは限られており、この柔軟性は大きな魅力です。例えば、Miniapressoはポッド専用モデルとコーヒー粉専用モデルが別々に販売されています。

また、堅牢性と長寿命も特筆すべき点です。私のものは3年以上使用していますが、パッキン交換以外のメンテナンスは特に必要なく、当初と変わらぬパフォーマンスを維持しています。シンプルな機構であるがゆえの耐久性と言えるでしょう。

改善点と気になる点

もちろん、完璧な製品というわけではありません。いくつかの改善してほしい点も感じています。

まず、ポンプ操作に必要な力がやや大きいことです。16バールの圧力を手動で生み出すため、ある程度の力が必要になります。高齢者や力に自信のない方には少し負担かもしれません。例えば、祖父に勧めたときには「ポンプが硬くて大変だ」という感想をもらいました。

次に、お湯を別途用意する必要がある点です。本体には湯沸かし機能がないため、別途ケトルやポットでお湯を沸かす必要があります。完全なオールインワンシステムではないという点は、特にアウトドアでの使用時に少し手間に感じることがあります。

また、価格もやや高めです。一般的なコーヒープレスやドリッパーと比べると投資額は大きくなりますが、その分の価値はあると感じています。

最後に、エスプレッソ一杯分(約50ml)しか淹れられないので、複数人でコーヒーを楽しむ際には何度も操作を繰り返す必要があります。家族やグループでのキャンプの際には、この点が少々煩わしく感じることもありました。

まとめ:コーヒー愛好家の旅のお供に

Handpresso Wild Hybridは、「どこでも本格エスプレッソを」という夢を現実にしてくれる素晴らしいアイテムです。電源不要で持ち運びやすく、操作も比較的シンプルながら、本格的なクオリティのエスプレッソを楽しめるというのは、コーヒー愛好家にとって大きな魅力です。

アウトドア活動や旅行が好きで、かつコーヒーにこだわりがある方にとっては、間違いなく価値ある投資となるでしょう。自然の中で飲む一杯のエスプレッソは、何物にも代えがたい贅沢な時間を与えてくれます。

改善点はあるものの、ハイブリッド対応の柔軟性と16バールという高圧抽出の品質を考えれば、その価値は十分に感じられます。私にとってHandpresso Wild Hybridは、もはや旅の必需品となっています。

※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ

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