コンパクトなのに本格的!どこでも極上コーヒーが楽しめる「AeroPress Go」
※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ
今日、編集部が紹介したいのが「AeroPress Go」です。この革新的なコーヒーメーカーは、コーヒー愛好家の旅のお供として、あるいは日常使いのコーヒーツールとして、驚くほど多機能で使いやすい一品です。
「AeroPress Go」は、オリジナルの「AeroPress」よりもさらにコンパクトになった携帯型コーヒーメーカーで、エスプレッソのような濃厚な一杯からアメリカンスタイルのすっきりとした味わいまで、様々なタイプのコーヒーを簡単に淹れることができる優れものです。
ユーザーはキャンプや旅行はもちろん、オフィスや自宅でも使用でき、その軽量でコンパクトなデザインと優れた抽出性能で、場所を選ばず本格的なコーヒー体験を提供してくれます。
なぜAeroPress Goを購入したのか
私がAeroPress Goを購入したきっかけは、コーヒー好きの友人からの熱烈な推薦でした。それまでは出先でコーヒーを飲みたい時はカフェに行くか、諦めるかの二択でした。
特に、キャンプや登山が趣味の私にとって、アウトドアで美味しいコーヒーを飲める方法を探していたところ、この製品に出会いました。「どこでも本格的なコーヒーが飲める」という謳い文句に半信半疑でしたが、実際に使ってみると、その通りの性能に驚かされました。
また、インスタントコーヒーでは満足できない味の好みと、豆から淹れる工程自体を楽しみたいという気持ちも購入の決め手になりました。AeroPress Goなら、その両方を叶えてくれると確信したのです。
AeroPress Goの特徴と主な利点
AeroPress Goを使用していて最も感動したのは、そのコンパクトさと優れた抽出力のバランスです。
まず、全てのパーツが専用のトラベルマグに収納できる設計が秀逸です。マグ自体がカップとして使えるので、実質的に必要なのはお湯と豆だけ。キャンプ場でも、出張先のホテルでも、すぐに本格的なコーヒーを淹れることができます。
例えば、先日の登山では、山頂で休憩中にAeroPress Goでコーヒーを淹れました。周りのハイカーたちが「いい香りだね」と声をかけてくれ、さながら山の上のカフェのようになりました。標高1500mで飲む手作りの一杯は格別でした。
また、30秒ほどという短時間で抽出できるのも大きな魅力です。朝の忙しい時間でも、ドリップコーヒーのように待つ必要がなく、すぐに美味しいコーヒーを楽しめます。
さらに、紙フィルターを使用するため、金属フィルターよりもクリーンな味わいが特徴です。オイルや微粒子が少なく、胃にやさしい一杯を楽しむことができます。これは胃腸が敏感な私にとって、大きなメリットでした。
抽出方法の多様性
AeroPress Goの素晴らしい点は、一つの道具で様々な抽出方法が楽しめることです。
標準的な「正立法」では、フィルターをセットしたキャップにシリンダーを取り付け、コーヒー粉とお湯を注いで30秒ほど待った後、プランジャーでゆっくり押し下げるだけ。エスプレッソに近い濃厚な一杯が完成します。
一方、「倒立法」では、プランジャーを先に挿入し、逆さにしてコーヒー粉とお湯を入れることで、より長い浸漬時間を確保できます。これにより、豆の香りや風味をより引き出した味わい深いコーヒーが楽しめます。
例えば、エチオピア産の豆を使う時は倒立法で浸漬時間を長めにとり、フルーティーな香りを最大限に引き出しています。一方、深煎りのブラジル産の豆では正立法で短時間抽出し、すっきりとした味わいを楽しんでいます。
この自由度の高さは、コーヒー好きにとっては宝物のような存在です。気分や豆の種類に合わせて抽出方法を変えられるのは、他の携帯コーヒーメーカーにはない大きな魅力だと感じています。
どんな人にオススメなのか
AeroPress Goは特に以下のような方におすすめです:
- アウトドア愛好家(キャンプ、登山、釣りなど)
- 出張や旅行が多いビジネスパーソン
- 様々なコーヒーの味わいを試してみたい実験好きな方
- 狭いキッチンで場所を取らないコーヒーツールを求める一人暮らしの方
- 複雑な操作なしに本格的なコーヒーを楽しみたい方
特に、「いつでもどこでも自分好みのコーヒーを楽しみたい」という願望を持つ方には、この上ない選択肢だと言えるでしょう。
私の友人で、ホテル滞在時に提供されるコーヒーに満足できず、常に不満を漏らしていた人がいましたが、AeroPress Goを薦めたところ、今では出張の必需品になったと喜んでいます。
使い方や活用シーン
AeroPress Goの使い方は驚くほど簡単です。基本的な手順はこうです:
- 紙フィルターをフィルターキャップにセット
- コーヒー粉をシリンダーに入れる(約17gが目安)
- 80℃前後のお湯を注ぐ
- 10秒ほどかき混ぜる
- プランジャーを使ってゆっくり押し出す
私はオフィスでの使用も気に入っています。共有キッチンにあるコーヒーメーカーの味が好みではなかったので、デスクの引き出しにAeroPress Goを常備するようになりました。会議前の10分休憩時間があれば、十分に一杯淹れられます。同僚たちも興味を示し、今では「コーヒータイム」が小さな社内イベントになっています。
また、家族でのキャンプ旅行でも大活躍です。朝日の中、鳥のさえずりを聞きながら淹れるコーヒーは格別な味わいです。子どもたちには温かいココアを作ってあげることもできるので、家族全員で楽しめるツールになっています。
他の類似商品と比較した際の強み
市場には様々なポータブルコーヒーメーカーがありますが、AeroPress Goには際立った強みがあります。
例えば、ハンドドリップ式のポータブルドリッパーと比較すると、AeroPress Goは抽出時間が大幅に短く、また風の影響を受けにくいため、アウトドアでの使用に適しています。先日の海辺でのピクニックでは、風が強かったにも関わらず、友人のドリッパーが苦戦する中、AeroPress Goは問題なく使用できました。
フレンチプレスタイプの携帯コーヒーメーカーと比べると、洗浄が圧倒的に簡単です。使用後は、キャップを外してプランジャーで押し出すだけで、コーヒーカスごとフィルターが排出されるので、水が少ない環境でも手軽に掃除ができます。
また、イタリア製の携帯エスプレッソメーカーと比較すると、より軽量でプラスチック製のため熱くなりにくく、直接触れても火傷の心配が少ないのも利点です。
さらに、1つのツールで様々な抽出方法・味わいを楽しめる多様性は、他の製品にはない最大の強みと言えるでしょう。
改善したいところ、気になる点
素晴らしい製品ですが、改善を望む点もいくつかあります。
まず、プラスチック製のため、経年劣化は避けられません。特にゴムパーツは使用頻度が高いと1-2年で硬化し、圧力が効きにくくなることがあります。交換パーツは入手可能ですが、より耐久性の高い素材が使われるとさらに良いでしょう。
また、付属のマグカップは350mlと少し小さめなので、アメリカンコーヒーのような大きめの一杯を楽しみたい場合は、別途大きめのカップを用意する必要があります。長期旅行での使用時には、この点が少々不便に感じることがあります。
さらに、初心者にとっては、最適な粉の挽き具合や抽出時間の調整に少し試行錯誤が必要です。最初の数回は味にばらつきがあるかもしれません。説明書にもう少し詳しいレシピガイドがあれば、初心者でもすぐに美味しいコーヒーが楽しめるでしょう。
まとめ
AeroPress Goは「携帯性」と「本格的な味わい」を両立させた、コーヒー愛好家にとって理想的なツールです。
自宅でも、オフィスでも、アウトドアでも、手軽に美味しいコーヒーを淹れられる便利さと、様々な抽出方法で好みの味を追求できる奥深さを兼ね備えています。
コーヒーを淹れる行為自体を楽しむ喜びと、場所を選ばず自分好みの一杯を楽しめる自由さ。AeroPress Goは、そんな贅沢を手のひらサイズに凝縮した、現代のコーヒー愛好家には欠かせない逸品と言えるでしょう。
※この記事は「クラシボヤージュ|大人の持ち物と暮らしの探求レビュー」の編集部に寄せられた各商品・サービスへの口コミ
